引っ越しをしたけれど、実はかなり住みにくかった地域ってありますよね。

そういった地域だと、また引っ越しをしたくなります。

子育てにも不向きな土地はたくさんあります。

閉鎖的で新たには入っていきにくい土地

現在住んでいるのは義両親の家の隣で、地方都市ではあるものの昔ながらの地域です。

場所としては近隣に大手自動車メーカーの工場があるということもあってか、車で10分以内のところに大型商業施設や飲食店など数多くのお店があるため、普通に生活をするにあたっては困らない場所だと思っています。

ただ公共交通機関がバスしか存在していないため、車を所有していないと生活は難しいです。

ここは市内で最も高齢化が進んでいる地域ということで、生活弱者がとても多く時には移動販売の業者が訪れたりホームヘルパーの車が業務に向かっているのをよく見かける地域です。

高校を卒業すると進学のために家を出る子どもはとても多いです。

しかしそれ以上に問題となっているのが昔ながらの地域ということで、近所づきあいがとても大変です。

近所づきあいがとても大変

現在は引っ越して3年ほどしか経過していないのに、自治会の組長をしています。

自治会のルールとしては入居して10年間はその土地のことを知らないということで組長は回ってこないというものがあるのですが、義両親とほぼ同居をしているという理由から組長は順番通り回すということになったそうです。

組長業務は名前や会議出席こそ男性がするものということで夫が出るようにはなっているのですが、お金の管理や回覧版の作成、広報配りや災害時の対応などのほとんどの業務は女性の仕事となっています。

なので数多くの業務は私が行っているのですが、全くやることがわからず時には住民からの苦情を受けて謝罪をする毎日です。

また組長をやると時にある訃報や急な金銭のやり取りの依頼などがあるということで家を長期間離れることは不可能になる上、定職に就くのは難しいということで前任の組長の奥さんも組長になったのを機に仕事をやむなくパートに切り替えて対応したそうです。

私には子どもが2人いて下の子どもが4歳になったということからそろそろ仕事に出たかったのですが、組長業務があまりにも多忙ということを知ってこの1年は仕事を外ですることを諦めました。

さらに閉鎖的な土地柄少しでもトラブルがあると複数の長老的人物が出てきてさらに大きな問題が生じやすいのです。

それが原因で自治会を脱会したり転居した世帯もあり、話し合いでうまく決めようという精神は全くありません。

当然ながら外から嫁に来たこの地域ではまだ若手の私に対しては風当たりは強く、自治会のトラブルが生じた時には関係者がやってきて暴言を吐かれたこともありました。

田舎特有の悪さで子供が減っていく

このように今私の住んでいる地域は田舎特有の悪さが露呈した地域となっている状態です。

夫は義両親に強く説得されて私に相談のないまま戻ることを決めたのですがそのことから私が多くのトラブルに巻き込まれてしまい、ここに来たことや結婚したこと自体後悔している状態です。

またそのような閉鎖的な土地ということが皆わかっているのか、その地域に住んでいる人たちの子どもたちは別の土地に家を建てるようになっていて戻ってくることはほとんどないそうです。

そのためか現在この地区に住んでいる小学生以下の子どもは私の子どもたちを含めて10人もいない状態になっています。

この状態であればこの地区自体が消えてしまうリスクもあるのですが、住んでいる人たちはそこまで考える余裕がないのか若い人たちにとってはとても住みづらいような状況を作っています。

この土地自体は田舎で隣との家の間がとても広いということで隣近所の騒音の問題はほとんどないのですが、人間関係でトラブルに巻き込まれやすい土地ということで今後子どもたちにはこの土地から出て行ってもらい、より過ごしやすく便利な地域に住んでほしいと思っています。

 

このように、商業施設が多く生活しやすい環境でも、近所付き合いが面倒くさく、住みにくい地域もあります。

こちらの方も、地域住民と合わず子育てに不満を抱えています。

 

子育てに不向きだなと感じています

子供が生まれ、これまで新婚当時から住んでいたマンションが狭くなり兵庫県の宝塚市に引越しをしました。

当時大阪市に住んでいて、そのまま大阪市内でも良かったのですがお互いの実家の真ん中だということで宝塚市を引越し先に選びました。

土地勘も全くなく、思いつきだけで引越しをしてしまったので今になっては後悔しているところも沢山あります。

良い所としては、自然が近い。

六甲山がすぐそばにありどこを向いても山が見えます。高いビルなどはないので空気が澄んでいて町の至る所に水路があり程よく田舎だなと感じました。

電車にのれば神戸や大阪などの都市部へも20分から30分程度とアクセスも良いいのが魅力的だと思います。

また、近隣にはスーパーやドラッグストア、飲食店にパン屋さんなども多いので買い物などの日常生活には困らないと思います。

悪い点としては小学校や保育施設などの整備がされていないと感じます。

教育設備がきちんとされていない

家の近くに小学校はあるのですが徒歩数分の場所には2件も小学校があります。

こんな近くに作らなくてもいいのになぜだろうと不思議になりました。

昔は子供の数が多く3件も連ねて小学校を建設したらしいですが今や少子化です。

子供の数が以上に少なく、家の近くの小学校は1クラスしかないとのこと。なぜきちんと把握して学校を統合させるなどの措置を取らないのだろうか?と悶々とします。

次に中学校が少ない。

小学校が3件軒を連ねているのに中学校が一つしかありません。本当に意味がわらかない。

区域わけも意味がわからず、ある一区画から徒歩40分以上もかかる遠方の中学校に通わされることになります。

宝塚市の制度はどうなっているんだろうかと何度も思いました。

お年寄りの態度がおかしい

次にお年寄りばかり。お年寄りが多いのが悪い事ではないのですが、どこお歩いてもお年寄りしかおらず小さい子供の姿を全然見ません。

朝の公園も昼の公園も児童館が併設されている場所もスーパーもどこへ行ってもお年寄りばかり。

子供がいないのか?と不安になりました。

そして、お年寄りの人たちは昔に生きてきた人達ばかりなので現代の若者とは考え方が違います。

タバコが当たり前だった時代の人達です。

その為歩きたばこをしているご老人が本当に多い。その上吸っていたタバコの吸い殻をポイ捨てします。

何度見かけたかわからないぐらいです。

それに男尊女卑の時代に生きた人達だからか、子供と歩いていると「どけー!!目の前を歩くな!」といきなり怒鳴られたことも
何度もあります。

ありえません。お年寄りには優しくしてあげなければならないことはわかるのですが、横暴で自己中心的なご老人を多く見かけるのでこちらとしてもイライラしますし、こんな地域で子育てなんかしたくないなと感じることばかりです。

子供服など子供にまつわるお店がほぼなく、都会まで出ないと子供のの用品を買いに行けません。

新しく建設されるのは葬儀場や老人ホームにデイケアセンターなどばかり。

保育料無償化政策についても他府県や兵庫県の一部の市ではすでに実施されているのに宝塚市ではまだ何の情報もないです。

お年寄りのことばかりで子供のは優しくない市だなと感じることが多いです。

病院に関しても小児科が驚くほどに少ない。

病院は子供にとっては凄く大切なので小児科をもっと増やして欲しいと感じました。

宝塚市に引っ越してくる前にもう少し市の政策だったり、取り組みや保育や教育についてなど詳しく調べるべきだったと後悔しています。

新しくまた引越しができるならほかの市や県に引っ越したいです。

しかしそんな簡単にはいきません。

子供が大きくなればまた何か変わるのかもしれませんが、実際に今言えるのは小さい子供を持っている家庭にはおすすめできない町です。

住みにくかったら思い切って引っ越しも!不動産売却がおススメです!

この記事を書いた人

くっきー
・妻と子供がいる30代の男です。
・普段は不動産会社の営業として働いています。
・夢はマイホーム
・家族のために住みやすい地域を探しています。